こんにちは! 1回生漕手の清水菜月です。 春が近づき、だんだんと暖かくなってきました☀️ 最近は、シーズンインまで残りわずかという緊張感とワクワクした気持ちを抱えながら、日々練習に取り組んでいます。 みなさんは、日々の練習を大切にできていますか? 今回は、冬練、主に2000mTTを振り返ってみようと思います。 腰痛が安定し、練習に復帰して本格的に冬練が始まったとき、私は改めて目標を定めました。 それが、【8’00カット】でした。 人生で一度も達成したことがない8’00カット。 私にとって、それはとてもとても大きな壁でした。 「経験者なのに、スポーツ推薦なのに、8’00カットしていない。」 その事実が自分を苦しめるとともに、測定をする度に諦めてしまう自分が嫌で仕方ありませんでした。 高校3年間の目標でもあったこのタイムを、この冬練で必ず達成する! そんな強い思いを胸に、冬練に取り組み始めました。 最初はなかなかタイムが伸びず、腰痛で練習ができなかった分を取り戻すことで精一杯でした。 しかし、徐々に体力もついてきて、エルゴを一度も休まず挑んだ1回目のTTでは、大学に入ってからのベストを更新。 しかし、8’00カットには4秒届きませんでした。 年が明け、長期オフを挟んで、また体力を戻すところからの再スタート。 思うように体力が戻らず、2回目のTTはダメダメな結果でした。 でも、女子ローの仲間たちは8’00カットを達成したり、前回より良い記録を出したり、ベストを更新したりしていました。 「なんで自分だけダメだったんだろう……」 と 悔しくて、悔しくて、たまりませんでした。 コーチである姉からも、「3回目のTTは、絶対8’00カット!」と言われていたので、あと1ヶ月、死ぬ気で頑張ることを決めました。 そこからは、「前回よりも0.1秒でも速く!」 「まだいける!」と自分に言い聞かせながら、 しんどいメニューに必死に食らいつきました。 そして迎えた3回目のTT。 前半は順調に進みましたが、第3クォーターで苦しさのあまり下を向いてしまいました。 そのとき、応援してくれる仲間の声とともに、そばにいた姉の言葉が聞こえました。 「今までたくさんやってきたでしょ! 大丈夫! 自信もって!絶対いける!」 その言葉のおかげで気持ちを切り替え、最後まで全力で漕ぎ切りました。 結果は、...
関西大学体育会漕艇部の部員ブログです!部員の心のうちを覗いていってください!