初めまして。最近は艇庫に住み着きすぎて、家の日用品が減ってきている一回生漕手の吉田晴成(よしだ せな)です。初めてのブログなので何を書こうか迷いましたが、今回は少しこれまでの自分のことと今の思いを書いてみようと思います。普段あまり自分の気持ちを話すタイプではないので、このブログを通して少しでも僕のことを知ってもらえたら嬉しいです。
僕は小学生の頃からバドミントンを続けており、高校ではありがたいことにキャプテンを務めさせてもらいました。仲間に恵まれ、振り返れば本当に充実した3年間だったと思います。でもその一方で、個人的には悔いも残っています。勝つべき場面で勝ち切れなかったからです。高3最後の団体戦、勝てば決勝という大事な試合を任されたにもかかわらず勝てなかったこと。仲間の応援を背に受けながら勝ち切れなかったこと。その後悔は今でもふとした瞬間に思い出します。
そんな思いを抱えたまま大学に入りましたが、自分には高いレベルでバドを続ける実力も自信もなく、大学ではサークルでのびのびバドをしようと考えていました。そんな僕の考えが変わったのは、金髪の大煌さんと、いつの間にか隣にいた森選手にボート部の試乗会へ誘われた時でした。椿根、仁と一緒に捕まえられ、最初は嫌々話だけ聞いていたのですが、2人の熱量に押され、気がつけば試乗会のフォームを書いていました。
実際に参加した試乗会では、ボートで水上を進む気持ちよさ、そしてボート部の人たちの温かさに惹かれ、入部を決めました。あの時、熱心に話をしてくれた大煌さん、たくみさん、本当にありがとうございました。
ボート部に入ってからの毎日はとても新鮮で、気づけば練習にのめり込んでいました。「自分は、やっぱり何かに熱中できる環境が好きなんだ」と改めて感じさせてくれる日々でした。しかし、そんな僕ですがエルゴのタイムはあまり良くなく、浜寺、オッ盾、全日新の選考には選ばれませんでした。試合に出られない悔しさを何度も味わい、その度にもっと強くなりたいと思うようになりました。
そしてついに、初めて大きな大会である加古川に出場する機会を得ました。ここで必ず結果を残したいと挑みましたが、現実は甘くなく、メダルどころか賞状にも届きませんでした。それでも、初戦で阪大に僅差で勝ち、準決勝に進めた時は本当に嬉しかったです。僕の後ろで、普段クールぶっているやつが見たことないような笑顔で喜んでくれていて、「勝つことが、こんなにも人を幸せにするんだ」と心から感じました。
さて、今週からいよいよ冬練が本格的に始まります。この冬は間違いなく過酷なものになるでしょう。でも、しんどい時こそ「自分は何のためにこの練習をしているのか」を思い返してみてください。きっと、その答えが背中を押してくれるはずです。
限界こそが最大のチャンス。
その限界を“Plus Ultra”して、必ず夏の勝利につなげましょう‼️
60代OB高橋です。
返信削除エルゴのパフォーマンスを上げるなら、関大のみならず外部に仲間を作って切磋琢磨するのはどうでしょう。
以下のサイトでは、世界中の漕手が自分の記録を公開してます。
https://log.concept2.com/