「勝負」
初めまして!
法学部一回生漕手の渡邉太陽です。
まずは加古川レガッタお疲れ様でした。マネージャーさんなどの支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。おかげさまで試合に集中することができ、良いレースができました。
今回は初めてのブログということで全くもって上手く書ける自信はなく、拙い文章だとは思いますが最後まで読んで頂けると嬉しいです。
関西大学ボート部に入部してから、気がつけば半年という時間が過ぎました。西日本選手権をはじめ先日の加古川レガッタまで数多くの大会に対校クルーとして出場する機会をいただきました。正直に言えば、入部前の僕は高校時代とは異なって、勝負の世界からは少し距離を置き、もっと自由で楽にボートを楽しもうと考えていました。高校最後のインターハイでは全体のちょうど真ん中という、なんともパッとしない成績で終わったこともあり、大学では"インカレに出場することができたら満足だな"程度の気持ちしかありませんでした。なので、これほど多くの大会に対校クルーとして乗せていただけるとは思ってもいませんでしたし、ここまで真剣にボートへ力を注ぐようになるとは、自分自身想像していませんでした。
関大での練習が始まって最初はメニューも軽いものがほとんどでしたし、様々な意味で高校とは環境が異なり、楽にボートができる日々が続き、しんどいなんて思うことはほとんどありませんでした。しかし、練習を重ねていくうちに、「今のボートはただ朝早く起きて淡々と作業してるだけであり、楽ではあるけど全くもって面白いものではない。やはり自分は高校の頃と同じように勝ちを追い求めていきたい、勝負の世界を生きたい。インカレ出場なんか低い目標ではなく、インカレで入賞、メダル獲得といった高みを目指したい」と思うようになりました。
そして、対校クルーの一員として挑んだ関関戦、関西選手権はどちらも良い結果を残すことができませんでした。このとき、経験の無いスイープ種目で大会に出場するという貴重な体験と同時に対校クルーとして勝負することの重要性、責任の重さを改めて実感することができ、今まで以上に努力を重ねなければならないと痛感しました。
様々な経験をして迎えた大学ボート最大の舞台インカレ。目標はインカレ入賞。102代の対校M4Xのストロークを任せていただき、高校時代から多くの経験がある艇種で勝負に挑みました。ともに挑んだ4回生の4人には絶対に笑顔で引退してほしい、その一心でレースに臨みました。敗者復活戦のレースで2位上がりの枠を勝ち取った時は泣くほど嬉しかったし、決勝で全体10位と入賞にはあと2つ順位が足りず、悔しい結果に終わった時は泣くほど悔しかったです。高校から数多くの試合に出場してきましたが、自分の中で1番印象に残った大会は間違いなく今年のインカレです。
これから、冬練が始まります。冬練はしんどいエルゴなどの陸上練習が増え、逃げ出したくなることもあると思います。ですが、冬練を耐え抜いた者は、夏に笑う者です。もちろんその逆も然りです。全員でしんどい冬練を乗り越えて、来年の夏に笑う者になりましょう。
今回のブログは以上にしようと思います。最後に一回生が偉そうなことを言いましたが、読んで頂きありがとうございました!
105代 渡邉太陽
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