スキップしてメイン コンテンツに移動

「初めての試合を終えて」

 初めての試合を終えて


初めまして。2回生漕手の田中道夫です。

今回は、関戦を終えての振り返りを書こうと思います。


まず、今回一緒に乗ってくれたクルーのみんな、約三週間本当にありがとう。みんなが頑張ってくれたおかげで、とても貴重な経験ができました。


また、暑い中、朝から準備をしてくれたマネージャーさん、大会運営を手伝ってくれたナックル組、監督・コーチの皆さん、本当にありがとうございました。おかげで試合に集中することができました。


今大会、私は漕手としての出場を目指していましたが、結果的にCOXとして出ることになりました。新人指導を担当していたころからなんとなく話は出ていたので覚悟はしていましたが、3月から漕手として復帰するつもりでリハビリや乗艇をしてきた分、実際にCOXと言われたときは本当に悔しかったです。


浜寺エイトの練習が始まってからも、正直苦しい日々でした。クルーのみんなが必死に漕いでくれているのに、自分のCOXとしての技術はなかなか上がらず、スイープの経験もない中で技術的なことを教えるのにも限界がありました。自分のせいでみんなの時間を無駄にしてしまっているのではないかと、何度も思いました。


試合本番でも、ミスでは済まされないような失敗や、上回としてあるまじき行動をしてしまいました。私がもっとしっかりしていれば、結果は違っていたかもしれません。本当にエイトのクルーには申し訳なく思っています。


今回の大会で学んだのは、クルーボートの難しさとCOXの責任の重さです。ボートの魅力は、個々の力を合わせて一つの艇を進めるところにありますが、だからこそみんなで合わせるのは本当に難しいと実感しました。艇を直接進めることはできないからこそ、誰よりも艇を見て考え、支えるCOXは簡単な役割ではなく、勝つために欠かせない存在だと改めて感じました。


振り返りとしては反省が多く、ネガティブな内容になってしまいましたが、クルーとしてはとても良い大会になったと思います。R決勝で1着を取れましたし、1回生の成長も感じられました。上回組としても、指導を通じてそれぞれ成長できたと思います。


個人的にはとても悔しい大会でしたが、次こそは漕手として試合に出られるよう、そしてCOXでなくてもクルーを引っ張っていけるように、努力と姿勢で示していきたいです。


次こそは、漕手で出ます!

コメント

このブログの人気の投稿

休まんウサギがザラにいる カメの俺眠っててどうなる?

2回漕手城野です。 今回はこの前のブログであんな先輩が好きな曲について話していたのでぼくもそれに乗っかってぼくの好きな曲について話したいと思います。 ぼくが好きなアーティストはMOROHAというラップグループです。 今回のタイトルもMOROHAの上京タワーという曲の一節です。 1MC1ギターの2人組で活動していて彼らの最大の魅力は「熱量」だと思います。聞いてて気持ちいい曲やかっこいい歌詞の曲は他のアーティストにもあると思うけど、MOROHAほど背中を押される曲はないと思っています。 それはMCのアフロがイメージや雰囲気で魅せず、普通に自分が思ってることや自分の日々を力一杯歌ってる姿があるからだと思います。 その歌詞は聴いてるこっちが恥ずかしくなるくらい真っ直ぐで深く重みのある言葉ばかりです。 売れない現状で感じる挫折やこのままでいいのかと言う葛藤と闘いながら、進もうとする姿勢が泥臭くて情けないと思うけど、人間臭くてぼくはめちゃくちゃかっこいいと思います。 ぼくは今回の自粛期間タイトルの歌詞を噛み締めながら練習していました。 戸田勢は普通に練習してどんどん上手くなっていくのに自分が止まってられへん!ってそういうふうに聴いてる人に頑張って前を向こうって思わすことのできる音楽を作るのはすごいことだと思います。 MOROHAからぼくは夢や目標に対して信じ続ければ、人に何を言われたり自分の成績が伸びず、ほんまにできるんかって迷ったり、悩んだりしても前を向いて進み続けたら少しずつでも成長できるってことです。 当たり前だと思うかもしれませんが、そこまで自分自身の目標や夢を信じ抜けたことぼくは今までないです。 だからこそ、自分たちの可能性を信じて努力した先にインカレ最終日を掴みとりたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございます! MOROHA 「上京タワー」 https://youtu.be/o7Ep4Pk0f8k 「三文銭」 https://youtu.be/9Ul1fGwiFd0

「楽しさが最大の思いやり」

こんにちは。2回生漕手の太田心菜です!! 「思いやりって大事やなぁ。」そう感じることができた去年の西日本選手権。 私は同期のちひろと一緒にダブルスカルで出場しました。ちひろとは高校から一緒にボートをしてて、どんな練習も乗り越えてきました。 だからこそ、勝ちたかった。勝ちたい、その一心で、ちひろに強く当たってしまいました。 なんで上手くいかないの、なんで、なんで、空回りして、その時のボートはまったく楽しくありませんでした。 でも私以上に、相方であるちひろはもっとボートが楽しくなかったと思います。(あの時はごめんなさい。)そして、試合では大負けしました。 この経験から何が言いたいかというと、「楽しくボートを漕ぐことが、最大の思いやり」ということです。 もちろん厳しさも必要ですが! 思いやりがないとクルーも速くならないと思います。 最近はフォアに乗らしてもらっていて、色んな発見があります! リガーとグリップをしっかり持って、相手が技術練をしやすくしたり、グリップを下げて、逆サイドの人が艇を旋回しやすいようにしたり… スカルよりも思いやりが必要な気がします…(汗) ボートは人間関係が密接に関わる競技だと私は思います。 なぜなら必ずどちらかが正しい、どちらかが間違っている、というような関係になりがちだから。 どちらかが上手で、どちらかが下手という関係。 下手な方は、私が下手だから上手く漕がなきゃという罪悪感の中で漕ぐつまらなさ、上手な方は、相手の教育のために自己犠牲を強いられていると思うつまらなさ。 そんな関係のクルーが日本一になれるわけがないし、継続的に良い練習ができないと思います。 だから、経験者(上手い人)はそこまで上手くないと自覚すること。 もし初心者がどうしても上手くいかない場面があっても、その分経験者(上手い人)がもっと上手くなればいいという寛大な心持ちでいること。 初心者も、何かしら優れているところはあるからそこに自信を持つこと。 1年後には経験者(上手い人)を抜かせるかもしれないと思うこと。 お互いをリスペクトすることが思いやりに繋がると私は感じます。 そんな風にもっと部内がなればいいなと心から思います。自分自身も、もう二度と人を傷つけないように、勝つための思いやりをしていきたいです。 冬練寒いですが、みんなで頑張っていきましょう!

感謝と最後のCOX論

お疲れ様です。102代森合一樹です。 まずは、今シーズンここまでご支援・ご声援くださった全ての方々、誠にありがとうございます。 そして今シーズン結果が残せていません。また、全日本選手権も今年はレベルに達していないとの判断により出場出来ませんでした。最上回生として責任を痛感しています。 現役部員の皆んな、不甲斐ない姿を見せて本当にごめん。ご支援・ご声援くださっているOB・OGの皆さまや大学関係者の方々。皆さまのご期待に添えない結果となっていること、大変申し訳ございません。 時間は残りわずかですが、最後の一瞬まで「インカレ入賞」に向かって改めて全力を尽くす覚悟です。 これからも応援のほどよろしくお願いします。 ラストブログは書きたいことを書けるラストチャンスなので ①関西大学漕艇部 ②COX ③最後に の3部構成で書こうと思います。 ダラダラ書いたので飽きると思いますが、許してください。 ①関西大学漕艇部 歴代の先輩が時系列で振り返っているものが多いので自分は乗った場所ごとに振り返ろうと思います 愛知池 ここは某企業の練習参加をさせていただいたことで数回だけ乗艇しました。正直な感想は慣れない水域の中、艇速が段違いで速く、ビビりまくって何も出来ませんでした。特にピッカピカ8+に乗らせていただいた時は危うく船折るところでした。本当に申し訳ありません。ただあの経験が自分とチームの実力を再認識する機会になったことは間違いないです。とても良い財産になりました。 加古川 大会の時期としても環境としてもあんま良い思い出ないです ただ初めてCOXとしてレースした場所でもあります。思い出すのは横風強すぎて待機水域ですぐ流されたことと初COXでブイパコ祭りしたこと、クッソ寒すぎ+トイレちょー我慢でアップから死ぬかと思ったことなどです。 23年の宿舎が水洗ではなくボットン便所だったことも追記しておきます。 今年はもう行かなくていいので、念願の学祭に行きます。 瀬田・琵琶湖 2023年朝日レガッタ/同志社大合同練で乗艇しました。 やはり忘れられない思い出は朝レのM4+3位です。準決出た大学で最下位のタイムだった予選・ドキドキしながら関学と戦った準決・全艇並びすぎて勝ったのか負けたのかもよく分からなかった決勝。 準決1位や決勝で3位が確定した瞬間大喜びしたことは未だに忘れません。創部初の4+表彰...