こんにちは。2回生漕手の太田心菜です!!
「思いやりって大事やなぁ。」そう感じることができた去年の西日本選手権。
私は同期のちひろと一緒にダブルスカルで出場しました。ちひろとは高校から一緒にボートをしてて、どんな練習も乗り越えてきました。
だからこそ、勝ちたかった。勝ちたい、その一心で、ちひろに強く当たってしまいました。
なんで上手くいかないの、なんで、なんで、空回りして、その時のボートはまったく楽しくありませんでした。
でも私以上に、相方であるちひろはもっとボートが楽しくなかったと思います。(あの時はごめんなさい。)そして、試合では大負けしました。
この経験から何が言いたいかというと、「楽しくボートを漕ぐことが、最大の思いやり」ということです。
もちろん厳しさも必要ですが!
思いやりがないとクルーも速くならないと思います。
最近はフォアに乗らしてもらっていて、色んな発見があります!
リガーとグリップをしっかり持って、相手が技術練をしやすくしたり、グリップを下げて、逆サイドの人が艇を旋回しやすいようにしたり…
スカルよりも思いやりが必要な気がします…(汗)
ボートは人間関係が密接に関わる競技だと私は思います。
なぜなら必ずどちらかが正しい、どちらかが間違っている、というような関係になりがちだから。
どちらかが上手で、どちらかが下手という関係。
下手な方は、私が下手だから上手く漕がなきゃという罪悪感の中で漕ぐつまらなさ、上手な方は、相手の教育のために自己犠牲を強いられていると思うつまらなさ。
そんな関係のクルーが日本一になれるわけがないし、継続的に良い練習ができないと思います。
だから、経験者(上手い人)はそこまで上手くないと自覚すること。
もし初心者がどうしても上手くいかない場面があっても、その分経験者(上手い人)がもっと上手くなればいいという寛大な心持ちでいること。
初心者も、何かしら優れているところはあるからそこに自信を持つこと。
1年後には経験者(上手い人)を抜かせるかもしれないと思うこと。
お互いをリスペクトすることが思いやりに繋がると私は感じます。
そんな風にもっと部内がなればいいなと心から思います。自分自身も、もう二度と人を傷つけないように、勝つための思いやりをしていきたいです。
冬練寒いですが、みんなで頑張っていきましょう!
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