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相手へのリスペクト

 こんにちは!2回生漕手の宮前千洋です。同期の二人が深イイことを書いていて私も!!と意気込んでいましたが良いことが思い浮かぶ訳でもなく…🥲

 私が書けること…そうだコックスと漕手の両方を経験したことあるやん💡⠜ということで、その両方を経験したからこそ感じた「リスペクト」の大切さについて少し書いてみようかと思います。

(書き終わると想像以上に長くなってしまいました😓暇な時にでも読んでみてください🌈)

 私は高校でボート競技に出会って高校3年間ずっとコックスを務めていました。しかし大学に入学してからはなにがどうなったのかは未だに分かりませんがなぜか今は関大で漕手をしています😳🤔


 本題に戻ります💨高校の時にコックスをしていてずっと考えていたことは「とにかく漕手が力を出し切れるようにすること」と「水上での責任は自分が担っている」ということでした。コックスは極論、直接艇にスピードを与えることはできず、むしろ舵を切ると少なくとも抵抗になってしまいます。だから自分の声を漕手に届けてそれを漕手のエネルギーにしてスピードに繋げてもらうしかないのです。水上、陸上関係なく私の行動や声かけや気遣いが漕手のパワーとなって勝ちに繋がる。そう信じて私にできることを考え続けていました。漕手は練習でもレースでも「限界」まで追い込み、勝つためにその「限界」を突破し続けないといけません。私はそんな漕手の姿を本当に尊敬していまいました。ラスト400m、200mのもう限界😵‍💫ってところで鬼のように足蹴りやスパートのコールを連発しても死ぬ気でそれに応えてくれた仲間には今でも本当に頭が上がりません🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 大学に入り漕手としてレースを経験した今、ボート競技の過酷さやラストスパートのきつさを改めて実感していて今でも当時のメンバーには尊敬の気持ちでいっぱいです。みんなありがとう🤜

 また「水上での責任は自分が担っている」とは、水上事故、レース展開など水上で起きたことの最終責任は自分にあるという覚悟で毎回乗艇していたということです。蹴り出し、帰艇、橋脚を通るとき、コックスは多分周囲が思っている5倍くらいは神経をすり減らしています笑自分の身体よりも遙かに大きな艇の操縦を任されていて、自分の指示ミスやラダーの切り間違いで大事故が起こる可能性があるからです。少なくともわたしは毎回ヒヤヒヤしてました🥶💦そんなプレッシャーの中、「ここでハイレートをして前にいる艇にぶつからずに20本いけるかな?」「後ろから速いスピードの艇がきていないよね!?」「この風向きってことは橋の近くで回したらぶつかる?」など様々なリスクを考えながらコールをしています。レース中は自分のコールやタイミング一つで勝敗が分かれる訳ですから本当に責任を感じます😖

 でも、考えていることは目に見えないし力として発揮できる訳でもありません。だからどれだけ考えていていても周囲からは声を出して航路を正しているたげ。という風にも見えます。(まあ、実際そうなのかもしれませんが笑)でも、私の経験上大きな大会で優勝した時やライバル校に競り勝ったゴール直後でさえも喜びよりも先に「無事、何事もなくレースを終えられた。」という感情の方が先に来ます😮‍💨これは普段の練習でも同じです。練習が終わって艇を片付け終わって「今日も何事もなく終わった。」とようやく肩の力が抜けます。(それは漕手も同じだとは思いますが…)

いろんなことを長々と書いてきましたが、結局私が今回のブログで書きたかったことは、コックスって大変なんだぜ!!!とかそういうことではなく…笑

コックスはそもそも漕手が居ないと成り立たないわけで自分のコールに応えてくれるからコックスとしてポジションを全うできる訳で。逆に漕手は色んなことを考えてくれるコックスがいるから全力を出し切れる訳で。私たち選手はマネさんがいるから部活に集中ができている訳で。ってことです。

 それぞれの役割では異なるそれぞれが担う責任や頑張っていることがあるのではないでしょうか🌀人は誰しも自分が頑張っていることには目が向けられますが自分の見えない相手の努力にはなかなか気がつくことができません。関大ボート部の中には立場や役割の違う人がたくさんいます。そしてそれぞれの持ち場でみんな自分なりの努力をしているはずです。そんな周囲の見えない努力に目を向けて「この人のおかげで自分は頑張れているのかもな」というお互いのリスペクトの気持ちがチームの目標への近道になるのではないかと思います。(なんだかずっと偉そうな文章になってる気がします🙇‍♀️💦でも一切そんなつもりはないので許してください🥺)

今回は漕手、コックスのどちらの経験もあるからこそ気がつけたことや視点があったので書いてみました✍


人間誰しも人に対して腹立つこともイラッとすることもあります🙂‍↕️でもそんな時に、「この人もこの人なりに頑張っているんだもんな」と少しリスペクトの気持ちを思い出してみるのも良いかも知れないです(^ ^)私自身も人へのリスペクトはこれからも持ち続けたいと思います!

すごく長いブログになってしまいました😅

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

コメント

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