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越冬

一回生の能登です。


寒くなってきてエルゴと船が凍り砕け散ったらいいと思う今日この頃ですが、もしそうなればランニングと自重トレーニングになるだけなのでこの願いは心に秘めておくてして、皆さんはウィンターカップというものを知っているでしょうか?このblogが上がってる今まさに僕はそれに出場した後になります。このレースは1月の456日に2000を一日最大で4本漕ぐという過酷なスケジュールの下に行われる、恐らく日本で一二を争うデカさの初詣レガッタです。正月の明けからなんでこんなにしんどい事をするのだ、と高校の時は怒りのエネルギーを元にシングルで漕ぎ切ったことを覚えています。

 

高校3年の冬、もうこれでウィンターも最後だ!と思った矢先伝えられたクルーはcoxに75kgのヤツ(前日の夜飯をおかわりした)そして後ろはみんな中学3年の後輩にバックステーも無い中国艇というランクアップ松山も真っ青の筋トレクルーでした。寒波の影響もあり、冬の寒さに意識が朦朧としながらも漕ぎ切った事を忘れもしません。一年前は最後だ最後だと思ったものですが何故か今年も私の名前がエントリー表に入っており高校の後輩と共に4+で出場致します(笑)


 この大会は正月明けで高校主体の大会ということもあり出場する大学生は私を含め十人程だと思います。しかし今年のウィンターカップはインターハイレベルの大規模で行われ、二日で200レースを消化します。大学生も頼めば来年はエントリー出来るはずです(エイトは厳しいかも?)と言っても普通の人であれば帰省があったり親戚の集まりがあったりするでしょう、参加自由なのにわざわざエントリーする理由も無いでしょう。しかし、新年初めに2000を漕いでみるのもどうでしょうか?来年のウィンターでお待ちしております。

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