『今年の夏の暑さよりも熱く』
こんにちは。3回生の長島です。
ここ二週間ぐらいずっと暑いですね。体に刺すような日差しが照りつけ、今にも自分に襲ってきそうな輪郭がはっきりした入道雲が空に漂っていて、夏の到来をしみじみ感じます。そのおかげで、家では、エアコンを一日中つける始末です。
突然ですが、皆さん今まで人生を生きてきた中で、暑さではなく、熱さを感じるものはありましたか?カップラーメンの汁ですか?真夏のアスファルトですか?
自分は、情熱です。ただ試合に勝ちたいという気持ちだけではなく、何かを向かうことで得た喜怒哀楽、色んな感情の塊です。これはどんなものよりも熱いと思います。
今回、そんな熱さを感じる2つのものを紹介しようと思います。
1つは、筑波大学サッカー部のある部員のブログです。僕の今回のブログの主軸となったものです。
https://note.com/shukyu_blog/n/n54aba2b62859
このブログ主は、医学部ながら体育会サッカー部に所属している稀有な選手です。また、スポーツ推薦者が多い中で、一浪をして一般入試者として部に入っています。筑波大学サッカー部はプロ並みの実力者ばかりが在籍する厳しい環境です。そんな環境下では、スタメンを取ることはかなり難しいでしょう。しかし、このブログからは、決して尽きて消えることのない彼のサッカーへの情熱を感じることができます。
なんで大学生になってまで、部活を続けているのだろう?なんでこんなに頑張って、毎日ハードな練習出来るんだろう?と時々、自分のやる気を不思議に思っていました。このブログは、これらの不思議を上手く言語化して、紐を解いてくれます。
あまりにも良い文章すぎるので、このブログを丸パクリして、今回のブログに使おうとしたんですが、
流石に安直な考えだと思いやめました。
2つ目は、立命館のアメフト部の動画です。
この動画は、アメリカンフットボール日本選手権で、社会人チームの松下電工(現パナソニック)を相手に、これから試合に臨む直前の立命館のチームのミーティングの一部です。
https://m.youtube.com/watch?v=B5snfT_KMAg
注目してほしいのは、この監督。動画から見て取れるように、試合に出場している選手よりも試合、アメフトへの情熱を感じさせます。選手を奮い立たせて、涙を流させるほどです。
スポーツの種目は違えど、私もこの情熱に何度も救われています。試合前、切り込んだらどうしよう、リズム崩したらどうしようと不安に陥ってしまう時があります。ボートは他の競技と比べておおきなミスが命取りになるので余計考えてしまいます。そんな時、いつもこの動画を見て、今まで自分が積み重ねてきたボートへの情熱を再確認して、覚悟を決めることができています。
この2つに目を通せば、おそらく夏バテは解消するでしょう。
本当は、この2つを紹介して終わろうと思ったんですが、ブログなので、少し自分のことについて書きます。
これまでのスポーツ人生を振り返れば、幼稚園から中学校までサッカーをして、高校からラグビーをしました。そして現在、大学ではボートをしています。自分の人生殆どがスポーツ生活です。その中で、勝って喜んだり、仲間と楽しんだり、喧嘩したり、負けて悔しい思いをしました。長い間、酸いも甘いも経験してスポーツへの情熱を積み重ねてきました。
しかし、もう大学3回生の夏ということで、こんな経験が出来るのも、引退まであと一年ぐらいに限られてきました。つまり、これまで18年間、少しずつ積み重ねてきた情熱に一区切りを迎えることになります。これからは「する」側ではなく、「見る」側になります。正直、まだ後者ではなく、前者でありたいです。純粋にスポーツを楽しみたいし、試合に勝ちたいです。
なので、この一年、夏の暑さよりも熱いありったけの情熱を積み重ねて、来年の引退時、18年間よく楽しめたと胸を張って終えるようにしたいです。
コメント
コメントを投稿