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5月, 2025の投稿を表示しています

役割

こんにちは。2回生漕手の清水菜月です。 最近、部のことについて考える時間が増えたので、少しだけ自分の考えをこのブログに書きたいと思います。 みなさんは自分にとっての部内の“役割”について考えたことありますか。 ここからは、私が思う様々な立場の「役割」について話したいと思います。 練習をしていると、誰しも課題が出てくると思います。特にクルーでの練習は、人によって考え方や感じ方が違うため、衝突が起こりやすい場面もあります。でも私は、ボート競技って、その課題を「このクルーだから無理」「相性が悪いからしょうがない」と投げ出すのではなく、「どうすれば艇が速く進むのか」を、ひたすら考え続けるスポーツだと思っています。 もちろん、エルゴ値が高い人や経験豊富な人と同じクルーになれば、それなりに艇も進みます。でも私はそれ以上に、「せっかく大学からボートをやってみたい!」と思って入ってきてくれた仲間に、艇に乗る楽しさや、艇が思い通りに進む時の快感を“経験者が伝える”ことが大切だと思っています。 特に、スポーツ推薦で入ってきた人たちは、多くの勝利や経験を通して「ボート競技の楽しさ」を誰よりも知っているはずです。(私はそこまで実績はありませんが…笑) だからこそ、うまくいかないことがあったり、「なんで自分が?」と思う瞬間があっても、経験の差に関係なく、同じ部員として仲間と向き合い続けること。それが、経験者の役割だと思います。 一方、大学からボートを始めた今の2・3・4回生の先輩方には、また違った大切な役割があると思います。それは、「この部でどうボート競技を続けていくか」「どう勝ちに繋げていくか」を、自分たちの経験をもとに考え、後輩に示していくこと。1〜3年間積み重ねてきた日々があるからこそ、部全体の雰囲気や流れをつくる、いわば部の土台となる存在だと思っています。 下の代は、自然と上の代の背中を見て育ちます。だからこそ、競技面だけでなく精神面でも引っ張っていく、それが上回生の役割だと思います。 また、マネージャーの方々にも選手には担えない役割があります。それは「選手にない視点からチームを支える」こと。選手はどうしても「自分が速くなること」「クルーがうまくいくこと」に集中しがちです。しかし、マネージャーは、もう少し俯瞰的にチーム全体を見渡せる立場にあります。メンバーの雰囲気や関係性に変化がない...

シーズンイン

 「シーズンイン」 ごきげんよう、政策創造学部2回生の大木月稀です。 まずは、入部してくれた新入生のみなさん、本当にありがとうございます。これから本格的な練習が始まります。大変に感じることもあるかもしれませんが、それ以上に、仲間と過ごす日々や、少しずつできることが増えていく嬉しさを、きっと味わえると思います。ボート部での毎日が、みなさんにとって充実したものになると嬉しいです。困ったことがあれば、いつでも気軽に声をかけてください‼︎ 話は変わりますが、先月、初めて水上での2000mレースに出場しました。千里にも書いたのですが、レースを終えて率直に感じたのは、「思っていた以上にあっという間だった」ということです。(もちろん、体力的にはしんどかったです)朝5時半からの乗艇、エルゴ、ウエイトトレーニング…。毎日たくさん練習してきたのに、試合はほんの数分で終わってしまい、その限られた時間の中で力を出し切ることの難しさを実感しました。 それから、先日行われたTTでも、似たようなことを感じました。普段のエルゴでも頑張ってきたのに、自己ベストには届かず…正直、悔しい気持ちもありました。でも振り返ってみると、今は安定してこのタイムを出せるようになったこと自体が、自分にとっては大きな成長なんだと思います。まだまだタイムは縮めないといけないので、これからも頑張ります。 これから、関西選手権に向けて練習が続きます。これまでのレースやTTで得た学びや反省点を、しっかり次に活かしながら、「昨日の自分より成長すること」を目標に、コツコツと取り組んでいます。 体調には気をつけて、みんなでこのシーズン元気に乗り越えていきましょう!